Sweet Leaf

今のところ、将来に渡って酒や煙草、賭博に手を出す予定はない。
必要がないからだ。
そういった代物は、一度体験すれば考えが変わりそうだから手を出す気はない。
なぜなら自分には既に麻薬として充分な嗜好品があるからだ。
割と、漫画とアニメは好きなつもりだ。
別に、誰よりどうだとか、どれだけ好きかだとか、そういうことを言いたいわけじゃないけども。
少なくとも、二度とは戻らない人生を費やせるぐらいには好きだ。
歳を取ってみると、時間の不可塑性は骨身に染みてくる。
それでも漫画を読み、アニメを見て暮らせるぐらいには好きだ。
所謂文学作品を読み、洋楽を聞いていると、遠離ったかのように見られてしまう。
しかし、自分としてはむしろ愛着は増す心地だ。
元来、最新の流行を追い掛ける必要も、常に好んでいると意識する必要も、感じなかった。
なぜなら自分は中毒だったから。
自分をオタクと呼称する必要も一度も感じたこともない。
自明のことを一々考える必要などありはしないのだから。
四六時中、漫画やアニメについて意識を巡らす必要もない。
それは初めから傍らにあり、今でもそこにあるのだから。
義務感と必要性に駆られたとき、娯楽は鉄鎖に変質してしまう。